2014年4月30日水曜日

特急やくもの車窓から

先日、特急やくもは乗車時間が長いうえに、
揺れるからあまり乗りたくないと書いていましたが、
先日乗ったら意外と良いことに気がつきました。

何に気がついたかと言うと、
車窓から見える風景が美しいことに。
大山、日野川、水を張ったばかりの田んぼ、
眺めているだけで、なんとなく気持ちが豊かになれました。


よく考えたらやくもには、
早朝か、夜しか乗ったことがありませんでした。

しかも朝のやくもは、
出雲市駅4:47発の「特急やくも2号」のみ。
早起きして乗ることに精一杯で、乗った後は当然のように爆睡。
目が覚めたら、そこはもう岡山状態。
これでは気がつくことができません。

今回珍しく昼間のやくもに乗って意外な発見。
(世間一般には意外でも何でもないかもしれませんが。)
これからはやくもに乗ることが少し楽しみになりそうです。

ただ、明るい時間帯に乗る機会がどの程度あるのか、
いまは考えないようにします。

2014年4月27日日曜日

勇気ある一歩

新しいことを始めるとき、
その最初のアクションを起こすことは、
できそうで、意外にできない。

動きがないものに動きを作るときに
最もエネルギーを必要とすることは、
物理の世界も、ヒトの世界も同じだと思う。

そして多大なエネルギーを使い、
新しいことを始めた者、最初の一歩を踏み出した者に対して、
批判してくる者は少なくない。
評論は簡単にできる。たいしてエネルギーも使わない。
最悪の場合、
せっかくの新しい動きを潰してしまうこともある。

それゆえ仕事、生活の中で、
勇気ある一歩目をいかにサポートするか、
そして自らもまた一歩目を踏み出すを強く意識している。











2014年4月26日土曜日

そろそろ会社辞めようかなとに、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか

独立する前に出会うことができて良かったと思っている書籍。
予想以上に参考になる考え方、経験が詰まっていた。



実際に独立してみて
この本に書いてある通りだったと感じることが多い。
現時点では、同書に書かれていることの
すべてを経験する段階に至ってはいないが、
遠くない将来に
「やっぱりそうなんだ」
と思うだろうなと既に予想できている。

amazonのレビューを読むと賛否両論あるようだが、
実際のやり方を求めるのではなく、
事業を行ううえでの考え方を深めるには、
理解しやすく、良い1冊だと思う。

ポジティブな理由で
「そろそろ会社辞めようかなと思っている人」
には生きる知識になるものと思う。

2014年4月24日木曜日

山陽方面に移動する


島根県東部から、
兵庫県、岡山県、広島県、山口県への移動は意外に悩ましい。

公共交通機関を使う場合、
JRか、バスか、
米子空港からスカイマークで神戸空港か。

地図上でみると近い感覚だが、
現実の移動は極めて不便。
Iターンして間もない頃、
出雲市から岡山市まで、
「特急やくも」で3時間と聞いたときは衝撃だった。
よく揺れる(だからあまり乗りたくない)うえに、
関西方面、広島方面であれば、岡山から新幹線への乗り換えが待っている。
だから最近はバスを選択することが多い。

島根県内の企業の様子を見ていると、
全体的にビジネス感覚が遅れているように思う。
移動の便の悪さも影響しているのだろうとつくづく思う。










2014年4月9日水曜日

出雲の新酒を楽しむ会

某杜氏さんと縁あって、
「出雲の新酒を楽しむ会」
に参加させていただきました。

出雲市は、知る人ぞ知る日本酒発祥の地。
出雲國風土記にも記述されています。

そんな出雲市内で造る4蔵の
新酒を堪能させてもらいました。
どれも美味しかった。
フレッシュな日本酒と、
貴重な機会を与えていただき、心から感謝です。










写真を見ての通り、
参加者は比較的ご年配の方が多く、
私自身の熟成は
もう少し必要だったかもしれません。



2014年4月8日火曜日

成果が出ないときこそ

「成果が出ないときこそ、不安がらずに、
 恐れずに、迷わずに一歩一歩進めるかどうかが、
 成長の分岐点であると考えています。」

羽生善治氏の名言です。



先日友人と「焦り」について話しました。
焦ってモノを進めてしまうと、
自分だけが先走ってしまい、結局失敗してしまいます。
私自身の経験上も、友人の経験も、それは一致していました。

成果が出ないときこそ、
羽生氏の述べるように、
迷わず、恐れずに一歩一歩進みたいと思います。
もちろんそれは、
取り組みの過程に問題がないという前提ですが。

2014年4月2日水曜日

東京の桜と島根の桜

今年は東京と島根、
両方の桜を堪能することができました。

東京の桜は六本木ヒルズの毛利庭園、
島根の桜は雲南市内の河川敷に咲く桜です。


どちらも綺麗でしたが、
並べて比較してみると、
同じソメイヨシノであっても、
風景次第で桜の印象が大きく異なります。
(写真の腕はご容赦ください。)

好みは人によって分かれるようです。

個人的には、
六本木ヒルズと桜の組み合わせに、
都会独特のシュールさを感じてしまいます。
ある意味、芸術的と言えるかもしれませんが、
それよりも平凡な風景ですが、
長閑に咲いている桜の方が美しく思います。

2、3年前に靖国神社でお花見をした際は、
人混みの多さと完全なビジネス状態に、
ゆったりと桜を眺めながらお酒を呑む雰囲気ではありませんでした。
お花見を長閑にできる環境の方が、
桜だけでなく、ヒトにとっても自然体ではないでしょうか。

おかげさまで1周年

活性化本舗を設立して1年が経過しました。

落下傘状態で島根県に移住し、
そして活性化本舗を設立しました。
手探りで進めていくなかで、
当然失敗したことも少なくありませんが、
多くの方々によるご支援のおかげで、
なんとか1年目を終えることが出来ました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。

今後も期待以上の成果を出すべく、
引き続き精進していきたいと存じます。

2014年4月1日火曜日

水木しげるロード商店街

鳥取県境港市にある「水木しげるロード商店街」を訪問。

JR境港駅を降りてすぐのところにある
漫画家の水木しげる氏の故郷でおなじみの場所です。

この商店街を一言で述べると、
「ゲゲゲの鬼太郎+観光」で動いている街といったところでしょうか。
ところどころに薬局、タバコ屋など、
生活密着型の商店がありましたが、
基本的には観光客向けの商店の存在感が目立っていました。



各店舗のゲゲゲの鬼太郎を軸に置いた営業や、
ところどころにある妖怪のブロンズ像、
マンホールのデザイン、突然のキャラクターの登場など、
広域観光型商店街としてのクオリティはかなり高いように思います。
個性的な商品や、古い建物を見事にリノベートした店舗など、
センスの良い商店も多かったです。
商店街としても、細かい部分にも工夫が多くなされており、
観光メインの広域観光型商店街だけでなく、
地域密着型商店街にとっても参考になる取り組みが多数ありました。




一方で、看板の名残から「●●屋さん」と思われる商店が、
若干の商品も残しつつ、実質的にお土産物の販売に業態を変えていたりと
商魂逞しさなのか、時代への適応なのか、
専門店としての誇りはないのかなと、そこには少し寂しさも感じてしまいました。
(そんなことを思うのは私だけかもしれませんが。)

そんなわけで、
かつては違っていたのかと思いますが、
今や完全に観光地。
水木しげるロード商店街でした。