2014年1月31日金曜日

平成26年度診療報酬改定 個別項目

2014年1月29日、
中央社会保険医療協議会(中医協)より、
平成26年度診療報酬改定の個別項目が一通り提示されました。

「なるほど」と思う項目もあれば、
現段階では○点という記載のため、
どうするかは点数次第かなという項目も散見されました。
病院機能分化を促進する波は、
今回の改定で一気に押し寄せてきそうな予感です。

診療報酬改定もいよいよ大詰めですね。

そして改定の内容以上に、
260ページ強の資料のボリュームに痺れます。

2014年1月30日木曜日

島根オフィスを移転

島根オフィスを 出雲市から松江市に移転しました。

新オフィスは

〒690-0816 島根県松江市北陵町1 テクノアークしまね南館

になります。

財団法人しまね産業振興財団の運営する
公的施設に入居させてもらうことになりました。

西日本では島根オフィスを拠点に活動していきます。

 

2014年1月29日水曜日

家に居ると臆病になり、外に出ると勇敢になる


「家に居ると臆病になり、外に出ると勇敢になる。」

人を動かす』『道は開ける』等の
著者で有名なデール・カーネギー氏の名言です。

私が島根にIターンしてもうすぐ10ヶ月になりますが、
島根に来てから、
この言葉がより身に染みるようになりました。

外に出ていると何かしら起きることがありましたが、
外に出なければ何も起きません。
何かが起きれば次のチャンスもやってきます。

停滞してしまったときは、
この言葉を思い返し、外に出るようにしてます。




 

2014年1月28日火曜日

医療ツーリズム

2014年1月27日のSankeiBizに
医療ツーリズムに関する記事がありました。
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/140127/mcb1401270501005-n1.htm

記事によると
世界における医療ツーリズムの利用者は、
2006年の2,000万人から、
2012年には4,000万人の2倍に拡大しており、
既に市場規模は1,000億ドル、
年間成長率が20%前後もあるとあります。
単純に見て凄い数字です。

医療業界以外の出身の方が、
病院をはじめとする医療機関の経営を考え始めると、
まず「医療ツーリズム」を提案するケースが多いように思います。
そして1年後には、
熱弁していた医療ツーリズムについて一切述べなくなります(※あくまで私の経験上です)。

その1年間に何があったかは誰も教えてくれません。

2014年1月24日金曜日

島根県内の医師数格差


島根県内の医師数に関するデータです。

人口10万人あたり医師数
出雲医療圏 435人
雲南医療圏 118人
※参考 全国 230人、島根県 265人

この2つの医療圏は隣接しています。
出雲医療圏(出雲市)の中心地と
雲南医療圏の中核病院である雲南市立病院の位置は、距離にして約25km。
それでも人口あたり医師数に4倍近い格差があることに驚きです。
出雲医療圏の充実ぶりと、
雲南医療圏の医師不足を顕著にあらわす数字と言えます。

ちなみに面積ベースで見た数字はもっと強烈です。

面積100平方kmあたり医師数
出雲医療圏 120人
雲南医療圏 6人
※参考 全国 78人、島根県 28人

なんと出雲医療圏と雲南医療圏は60倍の格差があります。
雲南医療圏が中山間地域になるため、
居住エリア以外の面積が多いということもありますが、
それでもこの差はちょっとあり過ぎではないでしょうか。

25kmという距離、
数字以上の距離を感じさせられます。

2014年1月22日水曜日

日経新聞社説「大型商業施設を地域づくりに生かそう」

2014年1月19日の日本経済新聞の社説に
大型ショッピングセンターの新規開業の加速と
地方百貨店、旧来型商店の衰退、
そして大型ショッピングセンターへの期待について述べられていました。

以下、私の所感です。

大型ショッピングセンターの集客力はよくわかります。
地域住民に向けたサービスや快適な買い物環境を提供しており、
純粋に買い物をするという意味では煩わしさもなく、
消費者感覚として「ドライ」で「楽」です。

一方で、商店街の最大の強みは、
何と言っても「人情」「人間味」だと思っています。
ドライな大型ショッピングセンターに対して、ウェットな商店街です。

これまでいろんな商店街を巡り歩いてきましたが、
魅力的に感じた商店街には、必ずと言っていいほど
マニュアルや会社を代弁する言葉ではなく、
人間同士のコミュニケーションがありました。

「旧来の商店街からSCへの主役交代は、成長著しいアジアを含む世界的な流れだ。」
との記載もあります。
これは紛れもない事実だと思います。
しかし、
成長著しいアジアとは異なり、経済成長が停滞し、かつ高齢化が進む環境では、
再度、主役交代の機会が訪れる可能性があると思っています。

2014年1月20日月曜日

ユニークな個性、エッジを活かした生き方


週末に
ライフネット生命保険の岩瀬大輔代表取締役の
講演を聴く機会がありました。


グッとくることをいくつも話していただきましたが、
その中でも、

「1回きりしかない人生、
 自分にしかない、
 ユニークな個性とエッジを活かした
 生き方をしてみないか?」

の言葉にとても勇気付けられました。

ハーバードビジネススクール卒業後の進路を決める際に、
言われたことだそうです。

私も
「ユニークな個性とエッジを活かした生き方」
を貫き通したい。


2014年1月18日土曜日

松江天神町商店街


島根県松江市にある松江天神町商店街を訪問。

同商店街は「お年寄りにやさしいまちづくり」をコンセプトに活性化を図りました。
現在は「ひとにやさしいまちづくり」をコンセプトをシフトし、活性化に取り組んでいるとのこと。
近年では、中小企業庁の「がんばる商店街77選」(平成18年)において、
「まちづくりと一体となった商業活動」として選ばれています。

歴史的には白潟天満宮の門前町として栄えてきた街です。
白潟天満宮も商店街活性化に協力的な様子で、
平成11年には商店街に高齢者を呼び込む取り組み一環として、
境内にボケ封じの神様「おかげ天神」を建立しています。

そんな天神様を早速参拝にうかがうと入り口に、


たこ焼き・・・???

この違和感、誰も何も感じないのか。。。?


2014年1月17日金曜日

ベンチャー、小規模企業 特許料等の軽減措置

2014年1月14日、経済産業省は、
昨秋の臨時国会で成立した産業競争力強化法の
「特許料等の軽減措置」の詳細が決定したことを発表しました。

中小・ベンチャー企業や小規模企業等が
国内出願を行う場合は「審査請求料」と「特許料」が、
国際出願を行う場合は「調査手数料・送付手数料・予備審査手数料」が、
約1/3に軽減されます。

平均的な内容の場合、
国内出願では約38万円が約13万円に、
国際出願では約11万円から約3万5千円に軽減されます。

施行は平成26年4月1日から。
平成30年3月までに特許の審査請求を行った案件が対象になります。

小規模企業にとっては、とても有難い施策です。

2014年1月16日木曜日

東京オフィスを開設


東京オフィスを開設しました。

〒169-0072
東京都新宿区大久保1-1-10 GUNKAN東新宿502

東日本では、東京オフィスを拠点に事業活動を行います。

 
 
 
 
 
 
 
 

島根オフィスも、まもなく移転する予定です。

2014年1月15日水曜日

認知症関連の社説について

2014年1月14日の毎日新聞社説に
認知症に関する記事が掲載されていました。

認知症対策は、
2014年度診療報酬改定の重点課題に挙げられています。
認知症対策には医療機関がどうするかだけでなく、
私達の認知症に対する認識も変える必要もありそうです。

以下、記事の一部を抜粋

「妄想や徘徊は認知症固有の症状というよりも、生活環境や介護の質など
 社会的な要因との相互作用で起きる2次的な精神症状とされる。」

「2次的な精神症状は比較的少量の薬物治療で劇的に改善する例も多く、
 本人のプライドを尊重し暮らしやすい環境を整えることが改善に効果があるとされる。」

「精神症状のある認知症の人をこれまで900人以上診療したが、
 精神科病院への入院が必要なのは40人弱だった。」

2014年1月13日月曜日

2014年度診療報酬改定 在宅医療の充実に

厚生労働省は、2014年度診療報酬改定について、
「在宅医療」を充実させるために、
地域に密着した医療機関により多くの報酬を配分すること、
がんや認知症への対策を重視するなどとした骨子の案をまとめました。

地域に密着した医療機関とは
・糖尿病、高血圧など複数の慢性疾患のある患者を継続的に診療している
・緊急の往診の実績が多い
など。

がん、認知症への対策への評価は
・がん患者に対する精神的なケア
・継続的な抗がん剤の副作用チェックの実施
・認知症の集中的なリハビリの実施
など。

2014年1月11日土曜日

島根県 中山間地域研究センターを訪問

島根県の中山間地域研究センターを訪問しました。
日本で唯一の中山間地域専門の総合研究機関です。

今回は地域研究の調査方法について、
どのようにアプローチしていくか、
質問項目をどのようにすればよいか、
集計はどのように行っているか、
経験談も踏まえながら教えていただきました。

考えていた以上に幅広く、
そして深く研究していることに驚くと同時に、
調査方法について大変勉強になる時間でした。
地域研究だけでなく、
マーケティング調査にも生かせそうなノウハウです。

2014年1月10日金曜日

「おっちラボ」のお手伝いをします

今週から島根県雲南市で活動する市民団体
「おっちラボ」のお手伝いをすることになりました。

「おっちラボ」は、
雲南市が主催する次世代育成事業「幸雲南塾~地域プロデューサー育成講座~」
の塾生が中心となり、2013年4月に結成された団体です。

地域課題の解決や地域資源の活用に向けた活動等を一緒に取り組んでいきます。


2014年1月8日水曜日

中小企業・小規模事業者 3年間で8.3%減少


2013年12月26日、
中小企業庁より中小企業・小規模事業者の数が、
3年間で35万者、全体の8.3%が減少したことが発表されました。
「経済センサス-活動調査」のデータ分析による速報値です。

「中小企業・小規模事業者の数は、1986年以降長期に渡って減少傾向にあり、
今回の集計結果でもそのトレンドが持続していることが明らかになりました。」
とのこと。

減少した企業の業種、創業年数などの内訳がどのようになっているのか、
個人的にはとても気になるところです。

2014年1月6日月曜日

本当に「何もない」のか

島根県に移住してから地元の人に

「何もないのになんで来たの?」
「島根は何もないからやることがない。」

とよく言われました。いや今もよく言われます。
それに対して私は
「気がついていないだけで、面白いものがいっぱいありますよ。」
と答えています。
先日、都内某所で聞いた、近隣に住んでいると思われるある夫婦の会話。

妻「今度このあたりを街歩きしようよ。」
夫「こんなところ歩いても何もないよ。」
しかしそこは歴史のある情緒豊かな街で、
寺社、博物館などの観光スポットから、
美味しい飲食店、伝統工芸品を扱う魅力的なお店などがたくさんあります。
それでもそこに住む人達は「何もない」と言ってしまいます。


あなたにとって「何かある」街とは、どのような街ですか。







※本文と写真の街は関係ありません

2014年1月5日日曜日

日経新聞社説「一層の制度改革で介護費用増に歯止めを」

20131224日の日本経済新聞に、医療介護政策に関する社説(「一層の制度改革で介護費用増に歯止めを」)がありました。
 
高齢化問題がまったなしの課題であることは多くの人たちが理解していることです。財政の問題も
考えると、介護保険によるサービスだけでは不十分なことも出てきます。そこに民間企業が入り込むチャンスがあるのではないでしょうか。
 
以下、記事の一部を抜粋
 
「何かに備えるのに、早すぎるということはない。急速に進む高齢化と介護需要の増加に耐えられる仕組みをどうつくるかは、待ったなしの課題だ。」
 
「ボランティアの活用などでコストの伸びを抑えるというが、効率的にサービスを提供
するにはもう一段の工夫がいる。」
 
「必要な人に必要な支援を届けるためにも、今回の見直しをスタート地点として、二の矢、三の矢を打ち出すことが欠かせない。」

2014年1月1日水曜日

2014年スタート!

新年あけましておめでとうございます。

活性化本舗にとって、
20141月が本当の意味でスタートになります。
 
最初から全力で走りますので、
ご指導、ご支援の程を何卒宜しくお願いいたします。