意外に大変なのは「衣類」の問題です。
個人の感覚的な話になりますが、
通常の生活を営むのに必要な1.5倍の量(枚数?)が必要になるように思います。
例えばスーツで上京して、私服で帰る場合、
スーツ用の靴、ベルトなどは別に持って帰らなければなりません。
当然ながら毎回、毎回の荷物が多くなります。
さらに出張の都合などで、別の土地を経由して移動するときは大変です。
出張自体が1泊2日であったとしても、
それ以上を衣類、靴等をキャリーケースに詰め込んでいることがほとんど。
必要以上に身重な出張になってしまいます。
それぞれの家に置いておけばよいと思うかもしれませんが、
仕事とプライベート、滞在日数、移動スケジュール等々、
それらが絡んでくると、その手法が使えないことに気づきます。
定数管理の導入も検討しましたが、
結局は在庫量を増加させることにしかなりませんでした。
そして気づけば一方の家に衣類等が偏り、
必要な時に、必要な物がない状態に陥っていく。
実際、気づけば下着が一方の家に偏ってしまい、
数日間の出張に必要なYシャツ、下着の枚数が足りず、
出張先で購入したこともしばしば。
そしてまた増えていく、哀しいスパイラルに。
最近は緊急購入で在庫量が 増えてしまったので、
不足すること自体がなくなりつつあります。
客観的に見れば完全に在庫過多の状態。
経営目線では由々しき問題です。
とはいえ、
同じ二地域居住でも、
週末のみのプライベートを楽しむための
短期滞在を繰り返すようなスタイルでは、
こうした衣類の問題は発生しないのかなと思います。
しかし、
仕事や別の地域への移動が絡んでくる場合、
衣類の問題は決して侮れないと思います。
私自身、二地域居住にトライして初めて気づきました。
二地域居住のコストはこうして膨れ上がっていきます。
写真は移動中に飛行機から撮った知多半島。
半島の下の佐久島、日間賀島が良く見えます。
東京から高知龍馬空港を経由して、陸路で島根に帰ります。
こんなときがもう大変。