2014年4月1日火曜日

水木しげるロード商店街

鳥取県境港市にある「水木しげるロード商店街」を訪問。

JR境港駅を降りてすぐのところにある
漫画家の水木しげる氏の故郷でおなじみの場所です。

この商店街を一言で述べると、
「ゲゲゲの鬼太郎+観光」で動いている街といったところでしょうか。
ところどころに薬局、タバコ屋など、
生活密着型の商店がありましたが、
基本的には観光客向けの商店の存在感が目立っていました。



各店舗のゲゲゲの鬼太郎を軸に置いた営業や、
ところどころにある妖怪のブロンズ像、
マンホールのデザイン、突然のキャラクターの登場など、
広域観光型商店街としてのクオリティはかなり高いように思います。
個性的な商品や、古い建物を見事にリノベートした店舗など、
センスの良い商店も多かったです。
商店街としても、細かい部分にも工夫が多くなされており、
観光メインの広域観光型商店街だけでなく、
地域密着型商店街にとっても参考になる取り組みが多数ありました。




一方で、看板の名残から「●●屋さん」と思われる商店が、
若干の商品も残しつつ、実質的にお土産物の販売に業態を変えていたりと
商魂逞しさなのか、時代への適応なのか、
専門店としての誇りはないのかなと、そこには少し寂しさも感じてしまいました。
(そんなことを思うのは私だけかもしれませんが。)

そんなわけで、
かつては違っていたのかと思いますが、
今や完全に観光地。
水木しげるロード商店街でした。