2018年12月26日水曜日

琴平町役場を訪問




今日は宇多津町の亀井副町長と一緒に琴平町役場を訪問。

片岡町長、大林副町長らに、四国水族館について紹介させてもらいました。


琴平町は香川県屈指の観光スポットの金毘羅宮がある町。


地域のにぎわい創出に繋がるように連携できるととても嬉しい思います。

2018年12月14日金曜日

ポリファーマシー対策はどこまで浸透しているのか!? ②

■薬剤総合評価調整管理料の算定状況

 算定状況の把握には、第3回NDBオープンデータを活用しました。同データは2016年4月~2017年3月が対象期間のため、薬剤総合評価調整管理料が評価項目として導入された直後1年間の状況が集計されています。

 まず日本全体の100床あたりの年間算定回数は平均1.3回という結果でした。都道府県別では、最も多かったのが埼玉県で2.8回、逆に最も少なかったのが岩手県で0.3回です。

 都道府県間で数倍の差があることもポイントにはなりますが、それ以上に注目したいのが、年間算定回数の全国平均が100床あたり1.3回しかなかったということです。500床の大規模病院であっても、2ヶ月に1回程度しか算定がなかったことになります。
 ポリファーマシー対策の評価として新設されたものの、少なくとも導入直後1年間においては、6剤以上の薬剤を服用する患者数に対して、決して十分な取り組みが出来たとは言えない実態が見えてきます。



薬剤総合評価調整加算



■流れは変わりつつある?

 高齢者の医療需要が増加する中で、ポリファーマシー対策の必要性が高まり、さらにインセンティブとして設定されたものの、臨床現場の事情もあって現実の壁は高かったのかもしれません。

 とはいえ、その流れも徐々に変わりつつあるように思います。
 あくまで筆者が確認している限りですが、病院のデータを分析していると、2016~2017年度にかけて、薬剤総合評価調整加算をまったく算定していなかった病院であっても、2018年度に入って以降、回数こそ多くはありませんが、ポツポツと算定するケースを見かけるようになりました。

 要因の1つとしては、ポリファーマシー対策、評価項目への理解が、医療現場に浸透してきたことが考えられます。医療機関を訪問して先生方と会話する中で、1~2年前と異なり、ポリファーマシー対策への機運が少しずつ高まっていることを実感しています。
 
 また2108年度の診療報酬改定では、これまで包括評価だった地域包括ケア病棟入院料で、薬剤総合評価調整加算を出来高算定できるようになった影響も考えられます。地域包括ケア病棟は高齢者による入院が多くを占める傾向があるため、同病棟を持つ医療機関にとっては算定対象、算定機会が必然的に増加しています。

 いずれにしても、ポリファーマシー対策は医薬品の適正使用のために必要なことであり、遅かれ早かれ進展していくものと考えています。病院としていかに取り組むか、今後の課題の1つになっていくのではないでしょうか。


前回記事:ポリファーマシー対策はどこまで浸透しているのか!? ①

2018年12月6日木曜日

正念場を迎える急性期病院の機能強化策と経営戦略・戦術(パートⅡ)

先日のHMS主催セミナーで登壇させていただきましたが、大好評につき(?)、

正念場を迎える急性期病院の経営戦略・戦術セミナー(パートⅡ)
「正念場を迎える急性期病院の機能強化策と経営戦略・戦術」
~地域医療構想の推進で過去、質より量で拡大したDPC病院のあり方に終焉を告げ、
地域のニーズや機能に応じた病床再編を余儀なくされる2025年改革シナリオの総仕上げとは~

という、前回と同じほぼタイトルで来年2月24日に再び登壇させていただくことになりました。今回も㈱MMオフィス工藤高代表とコラボしてお届けいたします。

午後は同じ会場で、
重症度、医療・看護必要度の科学的分析とマネジメント実践セミナー
「病院経営を左右する重症度、医療・看護必要度の科学的分析と効果的なマネジメント手法の展開」
が開催されます。講師は午前に引き続き㈱MMオフィス工藤高代表と看護師&コンサルタントの上村久子先生です。

2月24日は、そんな終日受講も可能な形で企画されています。

詳しくは下記URLをご覧ください。

2018年12月2日日曜日

「宍道湖自然館ゴビウス」と「しまね海洋館アクアス」をハシゴ

久しぶりに週末を島根で過ごすことに。

せっかくなので、宍道湖自然館ゴビウスとしまね海洋館アクアスをハシゴしてきました。

ゴビウスは淡水魚中心で派手さはありませんが、見応えは十分過ぎるほどありました。

カップルとファミリーに囲まれながら、一人でシロイルカパフォーマンスを観る。

そんな中年男の1日。