2016年3月31日木曜日

島根で迎える3度目の春

島根県に移住してから丸3年が経過しました。

たいした縁もなく落下傘状態で勝手に島根に来て、
そしていつの間にか起業して
良いことも、悪いことも沢山ありましたが、
まわりの人たちに助けられながら、なんとかやってきました。

この3年間、仕事もプライベートも劇的に変化し、
 新たな変化も繰り返し起き続けましたが、
そのぶんだけだけ多様な経験を積むことができ、
 成長できたように感じています。
医療だけをとっても、
それまで見えているようで見えていなかったこと、
知っているようで知らなかったことに気づき、
確実に視野が広がりました。
よくアラフォーになって、
この激変に対応できたなと自分でも感心する次第です。

「なぜ島根に行くの?(来たの?)」
と行く所々で言われ(今でも言われますが)、
 時には
「流石さん、左遷されたんですか?」
と言われながら(そもそも雇われていないので左遷されません)、
 創業の専門家と呼ばれる方からは、
 「島根で独立は理解できない」と言われたことも。
それでも島根を仕事の拠点にし、
そこで生活する意義が自分の中にはありました。

いま思い返してみても、
 価値のある3年間だったと思います。

そしてそんな3年周年を記念(?)して、4月1日より会社名が
活性化本舗合同会社から株式会社メデュアクトに変わります。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 
日本さくら名所百選「斐伊川堤防桜並木」
 
何度見ても雲南の桜は美しい。

2016年3月18日金曜日

地方創生ブーム 波に乗っても浮かれない

今週の月~木は雲南市をベースに山陰エリアのみで活動。

最近は東京で仕事をしているときよりも、
島根で仕事をしているときの方が確実にハード。
田舎暮らし=スローライフではありません。


写真は一昨日のスーパーまつかぜの車窓から撮った日本海。
場所は島根県西部、浜田市のあたり。
写真だけを見ると、穏やかな海でとてもスローライフな感じがしますが。

さてさて、最近ときおり議論になる話を1つ。

「地方創生」「まちづくり」「ソーシャルビジネス」…
といったにわかの流行り言葉が躍っているなか、
社会課題の解決やまちづくりを仕事にしたいと語る方、
学生や若者から定年退職後のシニア層まで、
そんな方を見かけする機会がこの1年で一気に増えた気がします。

彼らの考え方を見ていると、
地域課題、社会課題の解決が目的の最初にあって、
その課題に取り組むために事業化をする、
助成金や補助金、寄付で資金調達をしようと考えているケースが多い気がします。

事業化を図るにしても、
もともと事業になり得ないことをするわけです。
もちろん一部の組織は組織運営、
資金調達を可能にするかもしれませんが、
おそらく大部分は無理というのが、最近の私の実感。
さらに言えば、
助成金や補助金などの行政マネーに頼った組織運営は非常に危険です。
組織の将来を第三者に握られてしまいます。

それを話すと、
「お前は地域課題、社会課題を放置しろと言うのか!?」
と言ってくる方もおりますが、
決してそんなことは言っていません。

まずは収益事業があって、
その事業を通じて社会貢献、地域課題を解決していくのが、
自然な姿であり、継続的な活動を可能にすると考えています。
単純な考え方をすれば、
企業は顧客の課題を解決すること(価値)から、利益を生み出す組織。
十分な価値を生み出せない企業は淘汰され、
課題解決を市場から評価される組織が生き残ります。

要はアプローチが逆ではないでしょうか?という話。

まちづくりといった大義名分の下で
最近の地方創生ブームに踊って浮かれるよりも、
社会の力学に反しないビジネスモデルを確立すること。

その先にこそ、
本来の目的とする地域課題や社会課題の解決があるのではないでしょうか。

2016年3月16日水曜日

ラジオNIKKEI第1「薬剤師ライフ!」に登場

今晩のラジオNIKKEI第1で放送される
「クラシスpresents 薬剤師ライフ!」に15日の夜に出演しました。
http://medical.radionikkei.jp/yakuzaishilife/2016.html

お題は薬剤師に関わる診療(調剤)報酬改定。

先日収録してきたのですが、
ラジオデビューで動揺と緊張を隠せなかったせいか、
かなり好き勝手に喋らせてもらっています。

と言っても生放送ではなく、
さらに15分番組と決して長い時間ではありませんが、
たいぶ盛り上がったというか、
楽しい時間を過ごさせてもらいました。

2週連続ということで、
トーク後半部分は3月22日に放送されます。


 

2016年3月13日日曜日

ファンドレイジング日本2016

週末にファンドレイジング日本2016(FRJ2016)に参加しました。
昨年に続き2回目の参加。


今年の会場は芝浦工業大学豊洲キャンパス。
校舎の写真は撮りませんでしたが、
キャンパスはいかにも工業大学っぽい建物。
斬新な外観をしています。

さて肝心のFRJ2016について、
昨年は非営利組織の資金調達に関するセッションばかりに参加していましたが、
今年は広報、プロモーション関係に目が行ってしまいました。

この1年の経験の積み重ねなのか、
単なる最近の自身の状況がそうさせるのか、
新しい知識云々よりも、
自分の興味領域が1年で大きく変わったことを知る。

そんなアラフォーの週末。